物事に対するジャッジをやめた

 

そこからの2年間は、人との出会いが加速度的に増え、またもや物事が動く。

 

「そのタイミング、タイミングで、いろいろな生き方をしている人に会っていくうちに、どんどん自分の意識がバージョンアップしていくようでした。同時に、わたし自身も変わりたいという強い想いが出てきました。
NHK時代、災害報道などでパニックを避けるため、誰が聞いても同じ解釈になる言葉を使うよう、厳しく指導されたんです。ところが結婚して、家族や保護者との会話の中で、同じ日本語を話していても、まったく通じない現実に直面しました。同じ言葉を使っていても、前提となる解釈が違うからだと気がつきました。もともと、心理学や脳科学には興味がありましたが、中でも〝神経言語プログラミング〟という、言語と脳科学と心理学が結びついている〝NLP〟に惹かれました」

 

「伝える」ことを生業としていた重信さんにとって、見過ごせない分野だろう。そして、気持ちが赴くままに、NLP(Neuro Linguistic Programing)の門戸を叩いた。NLPを学んだことで、何を得たのだろう?

 

「NLPを学んで、自分が感じていたことが論理的に理解できたことは、とても大きな経験でした。それぞれの過去の経験がフィルターとなり、〝ことば〟に対する〝解釈〟がつく。一つの〝ことば〟に対するたくさんの情報の中から、どれをチョイスして意味づけされるのかは、その人の経験によるもの。だから物の見方は右にも左にも、表にも裏にもなるとわかり、とても生きやすくなりました。
それから、物事に対するジャッジをしなくなりました。評価やジャッジをしなくなった時の自分は強いなと思います。投げやりじゃなくて、本当に〝わたしはわたしでしかないな〟と思うからです」

 

自分の居場所を見つけた人は勝手にそこで輝く

 

「目標を決めて〝まずイメージして〟って、よく言うじゃないですか? そうするとそこへ向かっていくと。わたしはそうではなくて、〝自分の居場所を見つけた人は勝手にそこで輝く〟という持論があります。
みんなちがっていいと思っているんです。学校だってここ100年ぐらいの制度なので、そこに合わなくても、ちがう世界にその子が生きる場所がある。自分の居場所を見つけた人は、常識に関係なく勝手に生きていける。子供もそうやって育てたいと思っていますが、わたしも自分に、そう許可したい

 

なるほど、海賊ライフで掲げている「多様性とバランス」の話にも結びつきそうだ。自分らしく生きることを追求すれば、個々人の個性が花開き、誰もが解放的に生きられるはずなのだから。

 

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