ザ・受験

パワーヨガの終わりがけに、隣の人から「シューシュー」音が……ウジャイ呼吸? 喉の奥で息がこすれるような音がすると言いますが、ダースベイダーかと思いました! 無心になれ自分に向き合えと要求も多くなってくるころに、ダースベイダー(笑)。これからはヨガで爆笑必至……。ルビーです。すみません、だんだん前置きが長くなります。

 

さて2月も初旬、巷は受験シーズン到来です。まわりに受験生の親がちらほらいるのですが、「ザ・受験」いろいろ考えさせられます。

 

友人A子は子育てを優先しながら、細々とキャリアを積んできました。2年前に離婚してシングルマザーになってから、精力的に仕事モードへシフト。去年は転職して、毎月欧米に出張する猛烈ワーママへと転身を遂げました。

 

別居から離婚に至るまでの5年間は、もう会うたびにどす黒いオーラに包まれているような按配で、なぜか彼女に会うと、わたしはヘトヘト。そして二人いる息子の下の子、Bくんとでもしましょうか、思春期に差しかかっていた彼が、両親の不安定な影響をモロにうけていたように見えました。

 

別居で引っ越ししたので、Bくんは小学6年で転校。いじめがあったわけではないけど、登校が不定期になり、自分の部屋にこもる時間も長くなる……。中学は良い先生にも恵まれ、なんとか卒業して高校へも進学。進んだ高校は定時制なので、昼間はアルバイトに明け暮れる。なんと、ファミレスでバイトをしていたのです。「お客さんに愛想よくしてるの?」なんて失礼にも訊いたくらい。思えば、このころからBくんの表情は、とても明るくなりました。言葉少なに「楽しい」とも言っていたし、料理に興味がわいて、お母さんが不在のときは自分で作っているのだと自慢げでした。わたしを初めて「名前」で呼んでくれたのもこのころ。つきあいもそこそこ長いのに、それまでは「ねえ」とか「あのさ」と呼びかけてくるだけだったんですから。

 

そんなBくんを「離婚の犠牲」にしてしまったと、ずっと罪悪感を抱えているA子。なので、Bくんには激甘です。乱暴に言えば、受け入れるってことを「すべて肯定する」ことと、はき違えている。だから、寝坊して模試に行かなくても、冬期講習に通わずに学費を無駄にしても、Bくんが本当はできる子だと「信じている」。引きこもっていた年月は時間が止まっているから「成長も遅いのだ」と。さらに、Bくんには本心を言えないし、叱れない。一度「なぜ?」と聞いたら、「キレたら話ができなくなりそうで怖い」と返ってきました。なので、息子が大学進学を機に変わるだろう、変わってほしいと望み、「期待」もしています。

 

その悪循環は息子とも両輪でまわっていくので、BくんはBくんで「苦手なのは英語だけで理数は得意。本当は、僕はできるはず」と妙な自信を振りかざします。知らないことも「知らない」って言わない、いや言えないんですね。見たくない現実にはフタをしちゃう。Bくんの兄が冷静に弟を諭しても、兄のアドバイスは素直に聞けない。兄は超デキがいいので、ライバル心をむき出しにするほど。そのパワーをほかへ向けろって感じですが、「偏差値が低い大学は受けない」という結論へ転がっていく。

 

そのくせ、わたしと二人で話しているときに「大学に行ってどうするんだろう?」とポロっと言ったりするんです。わたしは責任のない立場をいいことに「料理が好きなら料理人をめざしたら」とか「好きなことで食べていく、手に職をつける道もあるよね」などと言ってみたり。兄にかなわないなら、兄が選ばない、いや兄が選べない道を行けばいい。学歴でコンプレックスを持ち続けるくらいなら、プロフェッショナルの道へ進むほうが幸せな気がしたからです。比べる土台が、同じである必要はないんだから。

 

そこへ先日、センター試験を受ける直前に「地方の大学も受けさせることにしたよ。1年次は寮生活があるから、いいかも(笑)」とA子からメッセージがきました。

 

確かに母子分離するにはいいチャンス。ここで本領発揮してほしいですね。もう互いに依存するのではなく、都合の悪いものにはフタをせず、覗き込むくらいのガッツが出てくるといいのになと思います。

 

受験のあれこれを見聞きすると、しみじみ明日は我が身だなと思います。選択するのは本人。でも、いったいどこまで手を出したり口を出したりするべきなのか? まだ4歳だけど……されど4歳。悩ましいですよ。でも、まずはわたしも4歳児も楽しくなきゃなー。

 

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