こんにちは、ランタンです。

 

会社ではクールビューティー(?)で通している私ですが、実はディズニーやジブリが大好き。
音楽を聴くと感動して泣いてしまうほど。
先日何かの番組で、実は「耳をすませば」の天沢誠二君の声優は若き日の高橋一生がやった!と知り、おお…と思っていました。
それで久しぶりにジブリの「耳をすませば」を観てみたのですが、思いのほか色々考えさせられたので、今日はその話をさせてください。

 

ご存知ない方のために簡単に要約すると、「耳をすませば」はこんなお話。(ネタバレ注意)

 

東京に住む女子中学生、月島雫は本が大好き。図書館で本を借り続けるうちに、自分より先に本を読んでいる「天沢誠二」という人物のことが気になりだします。偶然街で見かけた骨董屋の孫が実は誠二だったことがわかり、最初は反発しあいながらも徐々に二人は惹かれあいます。誠二はバイオリン職人になるという夢を叶えるためにイタリアに2か月間の留学に行き、雫はどんどん先へ進む誠二に追いつこうと、作家になる夢を持ち、自分を試すため、物語を書き始めます。二人の若者が、支えあいながら夢を目指す青春ストーリー。
と、これだけ聞くとなかなか甘酸っぱい胸キュンラブストーリーっぽいですよね。実際ご覧になった方も多いと思うので、ぜひ感想を聞きたいですが、私も最初見たときは「きゃー、どきどき!」という感じで完全にラブストーリーとして捉えていました。やっぱり最後の結婚のくだりはどうかな…と思いつつ、全体的には、ああ、素敵な青春で羨ましいな…というのが当初見たときの感想です。(当時いくつだったか思い出せないですが、まだ学生のはず)

 

さて、今回見てみて、やはり夫ときゃーきゃー言いながら赤面しつつ見てはいたのですが、

気になったテーマは進路。

 

誠二も雫も、それぞれ全然違う領域ですが、自分がどういう人間になっていくべきなのか、考えて悩み抜いて、才能があるかわからなくて怖いけどチャレンジしてみる勇敢な若者です。自分が中学生のころを振り返ると、部活に明け暮れ、進路など「高校に行くに決まっているだろう」と何も考えず、楽しく毎日を過ごしていた気がします。それはそれで悪くなかったと思うけれど、この二人の若者の悩み、葛藤、行動って、実は結構大事なことなのではないか…と今回強く感じました。

 

中でも響いたのは、誠二のおじいさんが雫と話をするシーン。「あなたたちはまだ原石です。自分だけの原石を見つけてしっかりと磨いていかなければならない。手間と時間のかかる仕事です。でも、まだ見えないところに、もっと美しい原石が眠っているかもしれない。」と雫に言うおじいさんに対し、雫は「でも、自分にそんな原石があるのか、とても怖い」と伝えます。ですが、そこで立ち止まらず、まずは粗くてもいいから原石を磨いていこうと、物語を書くという最初の一歩を踏み出していきます。

 

自分の中身を丸ごとさらけ出すような感覚で、恐ろしい

そう、怖いんですよね。自分に本当に才能はあるのか。何かをやってみてうまくいくのかどうか。失敗したらどうするのか。奇しくも雫の父親は「人と違う道を歩むことはそれなりに苦しいことだよ」と雫に諭しています。それくらいの覚悟が自分に本当にあるのか。不安は尽きません。そうしてチャレンジして、出た結果を人に見せることは、自分の中身を丸ごとさらけ出すような感覚で、身が焼けるように恥ずかしく、恐ろしい。それでも一歩を踏み出した雫は、まさしく海賊の卵だったと思うのです。

 

物語を書く、と決めた雫は、寝食を忘れ、受験生にもかかわらず勉強もほっぽり出して、創作に打ち込みます。(これも海賊っぽい!)思ったように書けず、周りの反対にもあいながらも、決してあきらめず、まずはやってみる。その中で、自分の殻を破り、自分をより深く知り、やはりもっと勉強しよう、と元の受験生に戻っていきます。物語を書いていた時は、きっと辛いときもあっただろうけれど、心の底から充実感を味わいつくした日々だったのでは、と想像しました。

 

ちなみにですが、このチャレンジに至る根本的な雫の資質に「面白そうなものを感知する力」と「未知のものに感動する力」があります。おじいさんと出会う骨董屋を発見したのも、たまたま電車で見かけた猫を子供のようにわくわくしながら追いかけていったから。そして、そこで出会った不思議なおじいさんやバイオリンを作る誠二に対し、感動を素直に表現して、もっと知りたいという欲求に素直に、骨董屋に足しげく通ったこと。これが、雫の原石を磨くチャレンジを後押しする大事な要素になっているのです。これもまさしく、海賊の資質。何が自分に響くのかを敏感にとらえ、知らないものをシャットアウトせずまずは受け入れてみる、こういうみずみずしい感性が、雫のチャレンジの大前提になっているような気がします。

 

私たちはもういい大人です。自分も家族も食べていかないといけない。今更仕事をほっぽり出して、自分の進路をゼロから考え直すというのは非現実的でしょう。だけど、おじいさんも言ったとおり、原石を磨くのは手間と時間のかかる仕事です。おそらく一生続きます。自分と向き合って、自分がどんなことをしていると心の底からエネルギーが湧いてくるのか、心の声に耳をすませてみると…ほら、あなたも立派な海賊見習いです♪
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