前回の時間についてのColumnを読んでくれた若者から質問を受けた。具体的にはこうだ。

「過去の成功体験や失敗体験に基づいて、次は同じ轍を踏まない」という人もいますし、そう思っている人は大多数のような気がします。でも海賊ライフでは、過去に縛られないと言い切ります。まったく過去を忘れるわけではないのだとは思いますが、海賊ライフ的な「過去、現在、未来」の捉え方をもう少し詳しく教えてください。

こういう質問は大歓迎〜! 僕はこんな風に答えた。やりとりが続いたので、ちょっと今回のColumnは趣向を変えてダイアローグ で紹介しよう。

 

過去の体験をした時点での君と、今この瞬間の君は、経過した時間の分、さらに体験もしているはず。だから過去と完全に同じだなんてありえないんだ。過去の成功や失敗は、文字通り「経験」。すでに君が身をもって知り、実践していること。そのうえでさらに時間や経験を経た「今の君」が、何を感じて何を思うのかを大切にすべきとするのが、海賊ライフだ。すなわち、「現在の連続」を生きることなんだ。

 

それでも、過去に成功した体験がプラスに作用することはないでしょうか?

 

時代は変化し、ルールブレイカーがどんどん登場してくるこの世の中で、昔こうだったから、こう決める……というのはいかにもダサいしありえない。今この瞬間の感覚で判断しろ! もしかすると、今は違う判断が正しいかもしれないという発想で一歩踏み込んでみよう。「今の君」がどんな判断をするのかという新しい視点が必要なんだ。

今の君が「現在の連続」を生きること

「くそー、見てろよ!」といったハングリー精神は、前向きなパワーになることもありますよね。そうなると「過去(発端)」を起点として「現在(努力)」を経て「未来(結果)」があるとも言えませんか?

 

海賊ライフでは、過去の努力を「おれはこんなにがんばったんだから」と振り返らず、先しか見ていない。ハングリー精神は底知れないパワーを持つことはあるけど、それが過去の因縁によるものだと、たぶん長続きしないだろう。結局、やっつけてやるぞ! っていうのは未来を見ているわけで、そこに向かってがんばる「現在の連続」だと言えないだろうか? もちろん君が疑問に思う「過去ー現在ー未来」は時間の流れとしてはある。でも、過去は終わったもの、未来は想像でしかない、現在が一番リアルなわけだ。いま現在、この瞬間に、何かを必死にやることの積み上げでしかないと思う。明日死ぬかもしれないしね。

負のエネルギーって、取るに足りない

つまり、「過去ー現在ー未来」が一直線にないというのは、負のエネルギー(や感情)を持ち越さないという感じでしょうか?

 

そうだね。終わったことは考えない。まったくいらない。後悔って「あー、しまった」というその瞬間に「どうしようかな」に切り替わっているので、今に向き合っているんじゃなくて、対策なんだよね。ソニー時代に某経営者に「あほか死ね」と言われたときは、瞬間すごいエネルギーで逆にぶっ殺す! くらいの勢いですげー勉強したけど、結果的に「なるほど」「さすが良く考えてるな〜」と腑に落ちた。そのくらい負のエネルギーって、圧倒的なエネルギーの前では取るに足りないものなんだ。
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