海賊ライフは「自分はなにがしたいのか/したくないのか」を意識することから始まる。多くの人はそう言われると、あらためて「じゃあ、なにがしたいんだろう」と立ち止まってしまうのではないだろうか。まずは、あなたが信じている「常識」を疑ってみよう。ほんとうに「自分で」良いと思っているかどうか。「他の人が」良いと言っているから「良い」と思っていないか? 「みんなが」認めているから、認めていないだろうか? こうしてあなたを取り巻く「他者の価値観」や「常識」に思いを馳せてみよう。そして、ちがうなと感じることやいらないものから、どんどん捨てていこう!……いやいや、待って。それが簡単にできるなら苦労はしない。
「どうやったら捨てられるのか」と言う人がいるだろう。「ほんとうは捨てたいけど、なかなか捨てられない」と言う人もいるかもしれない。また「なにから捨てていいのかわからない」と言う人も。いま、あなたにとって「なにが大切なのか」を知るためにも、捨てる勇気がいるのだ。

「みんなが支持しているから」安心

きっと「捨てる」行為はしんどいにちがいない。もはや長きにわたり「あなた」を形成してきたひとつの価値観なんだから。「みんなが支持しているから」安心だしね。でも、次のエピソードにいいヒントが見つかるだろう。

先日友人の紹介で、450年の歴史を持つ真言宗のお寺へお邪魔した。ご住職いわく「娑婆(シャバ)のこともわかる大僧正」。そんな洒脱な自己紹介に笑わせられながらも、大僧正というからには、とっても偉いお坊さま。84歳にして、立ち振舞はシャンとされていて、昼食にはお酒もきこしめして、それはそれは素晴らしい飲みっぷり。「偉いお坊さま」のイメージをいい意味で裏切ってくれた、とても魅力的な御仁。僕は決して仏教徒でもなく、無宗教なのだが(信じるとすればJack Sparrowかな)、ご住職の言葉が実に印象深かったのだ。

いちばん重要なのは「空(くう)」

「空(くう)」とは、空っぽであるということではなく、既存の概念や生活習慣など、いまあるもので心をいっぱいにせず、常に「空」というスペースをあけておき、新しいことを知り、学び、体験する余裕をもちなさいということだ。

どうだろう、少しは気が楽にならないだろうか。まずは、少しのスペースを空けることから始めよう。「これはちがうな」と感じたことやものから、少しずつ捨てていけばいい。すべてを一気に捨てなくたっていい。この少しずつの積み重ねで、長年「あなた」の片割れとなっていた価値観も少しずつ変わっていくだろう。人が変わっていく過程、そこにかかる時間は、それこそ人それぞれだ。そして、いまこのcolumnを読んだ瞬間から、あなたは「もうあれはいいかな」と捨てる目星をつけ始めているのではないだろうか。

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