先日久しぶりにSONY時代の仲間と会食をした。そこで盛り上がったのは、「会社ってそもそも古い概念なんじゃないの?」という話だった。数年前から続く起業ブームの煽りもあって、「なにかやりたかったら会社を作っちゃいなよ!」と、わりと気軽に「会社」をつくるムードもあり、「会社」をつくるのは、特別なことではなくなっている。

 

固定給をもらい、毎日決められた場所に決められた時間に行くーー映画『モダン・タイムス』を観たことがある方は、想像みてほしい。この世界観を。決められたことを流れ作業のようにこなし、引き換えに金を得る。人は金と引き換えに時間を売り払う。これが経済成長が続く時代のレガシーと言わずしてなんと言えばいいのだろう。

その一方で、実際に起業をしたいと思っている人は増えているんだろうか? こんな調査を見てみると、男性の実に4割は一度は起業を考えたことがあるという。そして、20代をピークにだんだん起業への熱が冷めていく。正直、ちょっと意外だった。一通り仕事を覚えて、さてこのまま会社員でやっていくのか、自分でなにかを始めるのかと考え始める40代くらいがいちばんピークだと思っていたからだ。

 

でも、逆にこの調査は20代の若者たちが「会社」にもつイメージを鏡のように映している。バブル期から一気に雇用控えが進み、正社員登用にも陰りが見え、大学に行ったところで就職先がないのなら、いっそ「自分でつくるしかない」、という結論に行き着いても不思議ではない。最近、大学生と話す機会があったのだが、かれらは実に発想が柔軟でフレキシブルだ。けっして悲観的な末路に選択肢として残ったから「起業」するわけでもない。

〝別に、今までのような「会社」じゃなくてもいいんじゃないか?〟

たとえば、正社員は雇用せず、すべてプロジェクトベースの業務委託にして、適正に利益分配。プロジェクトが終わったら解散。大きなオフィスは持たずに、メンバーが週に一度集まる程度、あるいは接客用の会議スペースだけ確保しておいて、あとはリモートで働く。

 

これが実現すれば、企業は重たい固定費や面倒な人事オペレーションから開放されるし、仕事をしたい人は、いつでも好きな場所やプロジェクト、時間で働けるようになり、ブラック企業なんて消滅する。もしかしたら、すでに実現されているかもしれないね。

 

人が自分の好きな時間で好きなように働けるような時代はどうなるのだろう。「会社」という概念もまったく変わるだろう。今まで「普通」「正しい」と言われてきたーー大企業で安定した会社に勤めるのがいちばんーーことすら、すでに過去の遺物になりつつある。常識が非常識に変わりつつあり、いろんなところで萌芽している! 「非常識」を怖がらずに積極的に自分の価値観に純粋に歩み続けると、楽しい世界が開けそうでワクワクするのは僕だけではあるまい。

 

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